サラリーマンカメラマンのtudraのブログ

34歳で既婚子ありのサラリーマンカメラマンの本業、副業、日常のついてのアレコレ

初任給17万、地方の営業カメラマンの給料の相場

どうも

ツドラです。

 

実際カメラマンになって稼げるの?

みたいな疑問を持つ人も多いかと思います。

 

これは他の職種にも言えることですが、ピンキリです。

大手の広告会社に属していたり、事務所を立ち上げてフリーで売れっ子になったり、写真業の会社の経営者になったり‥

これなら稼げます(当たり前だろ汗)

 

これからカメラマンになる人に伝えたいのは、「基本的に儲かる業種ではない」ということです。それが当てはまるのが、世の中で1番数が多い「営業カメラマン」です。

 

結婚式、学校、写真館などで一般のお客さんの記念写真をとる業種です。

これは「儲かりません」

写真館のオーナーやその会社の経営者になれば別の話ですが、現場である限り厳しいのが現実です‥。

写真業に限らず、広い意味で捉えるならコレらは「サービス業」に準ずるからです。

金融や不動産、メーカー系と違い生活に必需となる部分は低いです。

また写真に限らず、サービス業は値下げ合戦の時代で高単価のモノが売れず、それによっておのずと給与も期待できません‥。

 

地方の写真スタジオや営業写真の会社にいくと若い人だと、総支給額が20万を切るのが当たり前です。実際に僕も最初に正社員で就職した会社の給料は17万でした。

もっと低い知人は15万以下という人もいました‥(^^;

 

ここまで低いというのも、なかなかですが理由として、いくつかの要因はあります。

 

 

まず、会社に給与交渉が出来ない事だと思います。

カメラマンは撮影することが好きな人間がなる職業です。故に「好きなことが出来ているなら、お金にはこだわらない」っていう人が普通に結構います。僕も昔、一緒に仕事したブライダルフォトグラファーで、海外コンテストで受賞歴もあり、他社のカメラマンも名前を知っているくらい上手くて、展覧会を開いて多くの人を集めるカメラマンがいましたが、その人は月給20万程度でした‥。(年齢は35歳くらいです。)

 

独立か転職でもっと収入は増えるのに‥と僕は思っていましたが、彼からすると不満はないようです(それならええやん、、って結果ですが汗)

 

これからカメラマンを目指す若い人には、ぜひ学業を頑張っていただきたいです。

偏った見方になるかもしれませんが、写真に限らず映像、音響、アニメーション、デザイン、イベント業などを高校くらいから進路に考える人間の中には、「勉強もスポーツもダメだったヤツ」が多いです。

(僕もしっかり勉強はしてきませんでした!笑)

 

「センスがあれば、どうにでもなるっしょ?」という考えで勉強ももくにせず、専門に進学する人たちを見てきました‥。

僕も過去に戻れるなら写真よりも勉強を優先して頑張ります汗

学がなくても社会に出てから努力でリカバリーは出来ますが、学があったら選択肢は増えます。

そして大学を出てれば、大手の広告会社や制作会社に入り、高給クラスのカメラマンになりやすいです。

 

 

その他の理由として、カメラで撮影する事が特別ではなくなっていると言う事です。

 

昔はカメラの普及もそこまでありませんでした。

高価なシノゴや中判フィルムカメラは写真館にしかなく、ライティングや現像は職人の専売特許のソレで、一般の人が同じように撮るなど無理な話でした。

 

しかし今はデジタルカメラの普及とパソコンと編集ソフトが誰にでも手に入る時代です。

写真館で使っているカメラと写真好きなパパが持ってるカメラが同じ機種という時代がきました。

もはや、「カメラで撮影という商業的な行為に価値がなくなっているのです。」

(そのカメラマンの人柄やキャラなどでお客さんを呼ぶ事はできますが。)

 

それよりもこれからは美容や衣装、空間など撮影以外の付加価値を高めていくことが重要になってくると思います。

インテリアを考えたり、撮影に付随するイベントを考えたりなど‥‥。

「撮影だけするカメラマンの需要は0になります」

 

 

というように時代と共に、カメラマンの求められるスキルや目指す立ち位置は変わっていくのです。

社員より稼げる!?副業としてもオススメのブライダルカメラマンの実態

どうも

ツドラです。

 

最近は空前のフリーランスブームのような気がします。

アンチ会社勤めの様な考えが広まっており、「個人で稼ぐ時代だ!」と言う様な動きになって来ていますね。

とは言う「カメラマン」もフリーランスが代名詞の様な職種です。

 

実際、僕の会社の同僚も会社勤めを辞め、個人事業主として新たなスタートを切る人もいます。個人事業主として屋号を掲げる人もいれば、契約カメラマンとしてフリーターと変わらない「なんちゃってフリーランスの人もいます。

 

 ただこの「なんちゃってフリーランス」もオイシイです。

 

昔、僕が勤めていたブライダル関係の会社は「なんちゃってフリーランス」には素敵な環境の会社でした。

 

まず契約している社員より月給が良いです。

主に写真のカメラマンよりビデオ(動画)のカメラマンがコレに当てはまります。

 

なんと言ってもオイシイのが『エンドロールビデオ』のカメラマンになる事です。

『エンドロールビデオ』とは、結婚式の一日の様子を、撮ったその日にスグ編集をし、披露宴のラストに上映すると言うものです。

 

結婚式に列席したことのある人なら見たことがある人は多いと思います。

 

この『エンドロールビデオ』がどのくらいの値段かと言うと、相場では大体15万くらいかと思われます。(式場によって金額差は多少ありますが‥‥)

この15万と言う金額ですが、ビデオ制作会社に全て支払っているわけではなく、約半分の7万くらいは結婚式場へ流れます。

商品の値段の内訳は、結婚式場と制作会社が50%50%の折半ほが多いと思います。

ブライダル業界はなかなか、ヤ◯ザな世界です(-。-;

結婚式場は大して撮影の打ち合わせや制作に関わらずとも、相場の金額の半分くらいは持って行きます汗

 

そしてビデオ会社には約8万前後残りますが、それでもまだ『エンドロールビデオ』はオイシサを残しています。

それは何故かと言うと、「後日の制作作業が無いから」です。

撮影後の編集作業がないというのは非常にコスパが良いです。その分の人件費ががっつり削れます。

当日撮影したものを当日納品し、そして作業者は1人か2人です。(これはエンドロールをどこまで撮影するか?という長さによりますが。)

 

ビデオ制作会社の取り分が約8万です。

そのうち撮影・編集者へのギャラは一人当たり約2万から3万になります。

例えば3万のギャラが取れるビデオマンが土日フルで現場に入ります。月に8日土日があるとすると‥。

 

¥30,000 × 8(日)  = ¥240,000

 

と土日だけで24万も稼げるのです∑(゚Д゚)

春と秋の繁忙期はそれなりに大きな制作会社にであれば、ほぼフルで仕事が入ります。

1日に2本回しなども当たり前になるので、上記の計算以上も狙えます💰 

それに加えて、平日に3、4日のバイトでもすれば社員並みの収入は入るのです。

 

 

 

ブライダル会社は入社時の新人は、現場の撮影が主な業務です。

しかし、数年経つとカメラマンのマネジメントや取引先への営業が主な仕事に変わっていきます。

撮影現場から離れ、責任ばかりのマネジメントをやっていると撮影したくて入社したのに、「自分はこんな事がしたかったのか?」と疑問を抱く人が出て来ます。

それに加え、契約しているカメラマンたちが撮影や編集だけをしているのに自分と同等か、それ以上の収入を得ていると思うと馬鹿らしくなり退職してしまうのです。

 

と話は少し外れましたが、、、

 

僕が知っている契約カメラマンでも好調の時は月給50万くらいは貰ってました汗

確かに残業もなく、撮影だけしたら帰る契約カメラマンがこの待遇なら、世間のカメラマン志望の人間はそっちに流れます‥‥

 

現在、ブライダル撮影の業界ではこの様な雇用の逆転現象が起こっています。

どっちの生き方が良いかは、人それぞれではありますが‥。

 

 

 

 

 

ブラック企業で社長とバトルしたカメラマン

どうも

ツドラです。

 

僕は今まで正社員として勤めた会社は3社ほどになります。

今まで勤めた中で、特にヤバかった1社をご紹介したいと思います‥。

 

その会社は都内に小さな事務所兼スタジオを構えており、ブライダルをメインの撮影としているカメラマン事務所でした。

社員数は僕以外で4人、ウチ2人は社長とその奥さんが専務を務めていました。

 

もともと社長と僕は同じ業界の顔見知りでした。別の写真会社で勤めていた僕を「ウチに来ないか?」と誘っていただく形で、その会社に入社しました。

 

僕はその会社の撮る写真が好きでしたし、マネージャーというポストで引き抜いてくれたという「ああ、僕を評価してくれているんだな‥」という嬉しさから、2つ返事でOKしました。

 

 

しかし、この安易な考えが悲劇の始まりでした‥‥。

 

 

入社するに当たって、まだ、その時に在籍していた会社に辞表を出し、引き継ぎや有休消化をしている段階の頃です。そのぐらいから社長と頻繁にメールをやりとりする様になっていました。

 

そのやりとりの内容が、、、

 

・次の日曜にこんな撮影があるんだけど、サポートで入ってくれない?(無給で、電車賃も出ないという内容でした汗)

 

・ウチのホームページとかSNSのスタッフ紹介で君の事をもう紹介していい?(イヤ、まだ今の会社に在籍しているけど‥)

 

・ウチの会社はSNSに力を入れていて、ブログ、フェイスブック、インスタをやってるんだけど他の社員とルーティンで担当してもらっていい?とりあえずアップしてみようか?(イヤ、だから!まだ今の会社に在籍しているけど!)

 

まだ正式に入社をしていないのに、ガンガン仕事を依頼してくる始末‥。

 

少しイヤな空気は感じていましたが、頑張ろうという気持ちも強かったので、僕もそれに応じていました(^_^;)

 

しかし、そもそも落ち着いて考えたら、少しヤバイ雇用条件でした。

 

・年収450万の条件だが、研修中の3ヶ月は月給15万‥(時給換算をしたら、東京都の最低賃金を楽勝に下回りました汗)

・機材は全て自分で揃えて、会社からの貸し出しは一切なし(正社員カメラマンでこの条件は普通ないだろ‥)

 

しかし当時の僕は盲目状態。

この会社の為に頑張ろう!と一直線な気持ちでした。

 

でも実際に働き始めたら、なかなかもモノでした💧

 

12時間の長時間勤務や休日も御構いなしの電話や仕事のフリ(休みの日に写真を撮って社長に提出しなくてはいけない、などという謎の課題も‥)

業務のオペレーションもメチャクチャで改善を訴えても聞く耳を持たずヽ(;▽;)ノ

 

極め付けは、僕よりも先に入社している2人の社員さんですが、10年近く勤めているのに手取りは17万くらいとの事😱(これは社長自身が言ってました汗)

 

また社長の気分で社員に「もっと上手くなる為に、このレンズを購入しろ!これは業務命令だ!」と自腹で強制的に機材を購入という事もありました。

僕も実際追加で半ば強引に購入させられました‥。

 

マジかと思ったのは、「君は日本語が苦手だから漢検を受けなさい、テキストや受検費は自腹だよ、落ちたら反省文な」や「君も良い歳だから高価なものを持ちなさい」と言われて高価な時計を自腹で購入させられていた先輩もいました😵

 

もう独裁国家です。

 

そんな感じで会社に対して不信感が積もり始めた頃に僕は社長に呼び出されました。

 

休みの日にカフェに呼び出された僕。

2人で席についたら社長が話し始めました。

「もうすぐ研修期間が終わるが、君の働きっぷりを見ていたら当初の条件では雇用できない、月給は17万くらいになる」と。。。。。

 

はぁ?

いきなりかよ!

明後日には研修が終わるのに!

 

特に仕事でミスもなく、そつなくこなしてたのに何故?

って当初の年収より100万以上下がってるじゃねーか!

 

仮に僕自身が力足らずでも、その条件はいきなりなくないか‥‥?

 

 

カフェから家に帰り、妻に報告。

「もー辞めちゃえば?」

以前から妻も会社に対する不信感もあり、今回の話を聞いて呆れた様子。

 

しかし怒りに満ちてた僕は、労基や弁護士に相談する準備を進めていました。

社長にもメールで「今回の件は、労働法的に問題ない事なのでしょうか?僕自身、知識不足なので然るべき場所に相談してみたいと思います」と送りました。

 

翌日の夜10時近く‥

社長から「これはどういう事だ?君は懲戒解雇ね」と電話が来ました。

 

ここからバトルです。

あちらからは、、、

「うちの顧問弁護士に相談しているが君が何を言ってるのか分からないと言ってるよ?」

「君にその給与を払う価値はない」

「もう明日から来なくていい」

 

もうブチギレてます汗

 

僕も何かしら、やり返してやりたい気持ちもありましたが、3ヶ月という短い期間の関係と、こんなネガティブな行為に労力を使うのは人生として良くないと思い、、、

「僕の考えが可笑しかったです。申し訳ありません。退社します。」と上辺だけの謝罪をし辞めました。(懲戒解雇も免れました笑)

 

研修期間の月収を労働時間に換算したら、都内の最低賃金を下回っていた部分は、きっちり請求しましたが、残業代については「会社から残業を支持してはいない!」と吠えていたので、もうイイヤと思い諦めました(~_~;)

 

 

いきなり仕事は無くしましたが、アルバイトと契約カメラマンの仕事をすぐ見つけ働き始め、今はソコソコお給料を貰える会社に正社員で勤める事が出来てます(´∀`)

 

この前、久しぶりにブラック会社の社長のインスタを見てみましたが、乗っていた外車が国産車になってました笑

 

ECサイト商品の撮影という副業

どうも

ツドラです^_^

 

最近、エナジードリンクの摂り過ぎで眠気をすっ飛ばして、もはやイライラが収まらず殺気立ってます( *`ω´)

 

今回は最近は良く求人でも見かける「ECサイトのカメラマン」という仕事について、お話します。

 

ECサイトのショップは近年ものすごいスピードで増えてますよね。Amazon楽天の影響でしょう。

 

その中で僕は、アパレル用品の撮影と電気関係の商品を扱う会社にバイトで入りました。

電気関係の会社は時給のバイトでしたが、アパレル用品の会社は「業務委託契約」でした。

 

というのも、アパレル撮影もシーズンによって繁忙期と閑散期があるようです。

新作が多数出る時期は撮影数も多いですが、ヒマな時期は半月近く仕事が振られない時もあるようです。

 

現場は、やはりブライダルと似ており社員は最小限に配置され、撮影やレタッチ、商品の梱包管理などは、アルバイトや業務委託カメラマンが行なっています。

 

時給の相場は¥1,000~1,300くらいですかね。

そんな高くないです。

でも人は結構集まります。

オシャレ好きな若い子が、皆んなが着ているようなストリートブランドを撮影したりレタッチして、PCいじったりしてるっていう行為に優越感を感じるんでしょうね。

若いスタッフの子に話を聞くと、生活できるレベルの雇用内容じゃないのに、この仕事を好きでメインにしてるって言ってました(^_^;)

 

仕事内容はと言うと、、、

完全に工場のライン作業のソレでした。

大量に運ばれてくる服やカバンをモデルさんにひたすら着させて持たせて、バシバシ撮りまくるのです。

 

ライティングもそんな変えません。

いかに時間内にノルマの商品を撮り終えるかが重要でした。

 

服好きな人でルーティンワークが好きな人には向いてるかもしれませんが、個のカメラマンとして実験的な事をすることはありません。

でも、それも会社さんによると思います。

僕がお世話になった、この会社は業界でも大手でしたので、マニュアルが完全に決められており、皆んなが同じクオリティで撮影できるオペレーションになっていました。

 

一方、電気関係の商品の会社は実に自由な社風でした。

中国系が資本の会社だったので、社員の半数以上が中国の方でした。規模も小さくスタッフ全員でも20名もいないくらいでした。

 

皆んな親切な方でしたが、そこは中国‥。

「超合理主義」な社風でした。

言いたい事はズバズバ言いますし、遠慮などなくガンガン意見を交わします汗

サービス残業みたいな風習もなく、自分の仕事が終わったらサッサと皆んな帰ります。

部署のリーダーも早く帰りたい時は、部下より早くタイムカードを切ります笑

 

ここで僕は、特にああしろこうしろ的な事は言われず、「プロのカメラマンなら撮り方はあなたに任せます」というスタンスでした。

 

なので、振られた撮影物を終わらせれば、何をしてても特に何も言われませんでした(^◇^;)

完全放置プレイです‥

 

教わる事は、ほぼ無かったですが「こういう風に撮ってみよう」という実験は好きなだけ出来ました。(これでお金を貰えるなら、良い環境の職場です笑)

 

上記のようにECサイトの撮影は、商品を黙々と撮り続ける仕事です。

雰囲気としては、本当に工場のライン作業に近いです。

人とのコミニュケーションなど苦手なカメラマンには向いてます。ただ時間が過ぎるのが遅い‥。

 

まぁそれは人による適性です(´∀`)

 

物撮りが、好きな人にはオススメの副業です📷

 

不動産物件の撮影という副業

こんにちは

ツドラです。

 

ゴールデンウィークは営業カメラマンにとって多忙な時期です。

もうヘトヘト‥‥。

嬉しい悲鳴ではありますが(^◇^;)

 

忙しい時期は副業は入れません。

本業が疎かになっては本末転倒なので。

 

副業として僕は以下のものをやっています(やったり辞めたりしてるのもありますが‥‥)

 

・ブライダルフォト

・不動産物件の撮影

・アパレルのECサイトの撮影

 

主に上記のものです。

僕が副業として契約する時は、「業務委託」契約にしていました。

業務委託契約にすれば、年末調整でバレることないし‥年間20万以下の収入に抑えれば確定申告も必要ないんでしょ?汗」と浅はかな考えでやっていました。

 

しかし‥

ぶっちゃけ年間20万くらい目指すなら、本業をダラダラやって残業代を稼いだ方が効率的っ!

 

って事が真理です。

仕事終わりに深夜のコンビニみたいな仕事で時給1200円くらい稼ぐなら、残業代のが時給は高いです(^◇^;)

 

カメラマンが副業をやる意味としては、、、

 

・横の繋がりを作る

・ジャンルを広げて知識をつける

・本業がダメになっても、フリーランスとしての地力をつけておく

 

これに尽きると思います。

金額的な稼ぎという目的よりも自身の顔や腕を知ってもらい、個人で依頼を貰えるクライアントを作る種まきを主にして、やっていくことが重要です。

まぁ現状あまり付き合いがあっても、積極的に営業のアプローチはできていませんが‥汗

本業があると個人活動をビシバシやっていけないんすよね〜、副業で食べてるワケじゃないので、甘えが出てしまいます(´∀`)

 

ブライダルフォトに関しては、前回お話しさせていただきましたが、不動産物件の撮影のお話をさせていただこうと思います!

 

不動産物件の撮影は一件の撮影がいくらでと決まってます。周辺地域の物件一覧がメールで来て、自分で行けそうな所にチェックを入れて希望を出します。(希望が通らなければ仕事は0です‥)

 

見事希望が通った物件には雨の降ってない日に、好きな時に撮影に行きます📷

僕が仕事を受けていた不動産会社はマンションを取扱う会社だったので、そのマンションの外観や内観を撮影していました。

 

一応、その物件を所有する会社のオフィシャルで撮影に来ているのですが、他の部屋の住人からすれば怪しい存在です‥‥。

 

「なんでエントランスを撮ってるの‥?」

「駐輪場をカメラで撮ってる変なヤツがいる‥」

 

みたいな目で見られたりします汗

夜間の撮影依頼などもあるので、その時なんてより一層怪しさは増します😎

 

まぁそう言うことを気にしなくなれば、この副業は非常に効率はいいです。

 

「あ、今度の休みに買い物に行きたい所の近くの物件だ!」なんて言って、その一帯を買い物ついでに撮影出来たりします笑

 

僕は家族でドライブしながらやったりしました🚘

 

ただ一件あたり¥1,000~1,300くらいが相場で、移動費も自腹なので、ガソリン代や電車賃もかかります。

 

またあまり都合のいい案件がなかったりして、希望の数を少なく出していると干されます笑

実際、僕も疎遠になって今は付き合いは皆無です(泣)

 

スキマ時間を見つけて、少し稼ぎたいという目的なら、この仕事は良いですよ^_^

 

 

 

ブライダルフォトの撮影現場でのトラブル

前回書いたように、ブライダルフォトグラファーはカメラマンの業種の中でも比較的に未経験者でも、なりやすいジャンルです。

 

しかし、撮影の対象が一生に一度の結婚式‥。

また多くの人たちが携わり、費用も何百万とかかっています‥。撮影失敗のリスクとは常に隣り合わせです(^◇^;)

 

そこで結婚式の現場でカメラマンたちが起こしてしまうトラブルをご紹介しようと思います!

 

①キスシーンが撮れてないっ!

基本的に撮影は式や披露宴の流れに沿って行います。カメラマンは、その勝手に進んでいく流れをひたすら記録していく事が任務になります。

なので、カメラマンの状態なんて関係ありません。ふとヨソ見をした瞬間にシャッターチャンスを逃してる事もあります。

それならまだしも、マストで撮影しなくてはいけないシーンを撮り漏れる事もあります!

 

チャペルでの式の途中・・・。

ベールアップをして、これから誓いのキス‥。

さぁ撮るぞっ!!!!っと次の瞬間シャッターが切れない!!

機材の接触の不具合でエラーになってる!!

 

あれよあれよと言う間に、キスをし終わる新郎新婦・・・。

もう時は戻りません・・・。

こう言う事はたまーーにあります。

(式後に新郎新婦に謝罪をして、ヤラセでキスシーンを撮り直したりします汗)

 

②手作りの小物を破壊っ!

ウエディングは世界に1つしかない手作りの物に溢れてます。新郎が作ってくれたペアリング、友人が作ってくれたウエルカムボードetc.....

 

これらを魅力的に撮影するのにカメラマンの腕がなります٩( ᐛ )و

しかし・・・。

良くあるのが、メイクシーンを撮影中。

支度中の2人を撮るのに夢中で、周りに神経がいかずに、立て掛けてあったブーケにカメラを引っ掛けて転倒!

ブーケの一部を破損・・・なんて事も汗

 

手作りの物は、式場に替えはありません。

めっっちゃ慎重に扱う事が大切です。

 

新郎新婦が払う結婚式の費用は多大な金額です。上記のようなトラブルを起こした場合、慰謝料的なものを写真会社が払うケースもあります。

 

実際に、写真とは違いますがビデオ撮影会社が撮影した際に映像は撮れていたけど、音声が録れてないと言うミスがあり、300万近い金額を支払ったという事もありました/(^o^)\

 

ブライダルフォトは常に神経を尖らせながら、ノーミスで、かつ魅力的な写真を撮らなくてはいけないのです・・・。

 

プレッシャーもハンパないです(泣)

 

 

 

 

ブライダルフォトグラファーになるには?

かく言う僕も昔はブライダルの世界にどっぷりなカメラマンでした。

 

ブライダルフォトを撮る会社に所属しているカメラマンです。

このような会社は主に結婚式場と業務提携をして仕事を貰います。

下請けみたいなものですね。

 

ここで意外なのが、実際撮影するカメラマンはカメラマン会社の正社員ではなく、そのカメラマン会社から委託されている契約カメラマンが大半だと言う事です。

下請けの下請けみたいな感じですね笑

 

 

ブライダルの世界は非常に波が激しい世界です。忙しい時期と暇な時期の差が大きいです。

 

なので、忙しい時期だけ契約カメラマンに一本単価で依頼をし、正社員は最小限に雇い会社としての人件費コストを減らしていきます。

この契約カメラマンの中にはブライダルメインで食べてる人もいますし、広告や雑誌などを普段メインでやっている人もいます。

そして何とも驚くのが中には大学生や普段全く関係のない仕事をしている「ハイアマチュア」の人もいます!汗

 

正直ブライダルフォトグラファーの敷居は低いです。この世界は人材の流動性が非常に高く、常に人手不足になっています。

理由としてはギャランティの安さや、接客業的な要素が強いので、技術や知識を追求したい人には不向きな環境でもあるからです。

 

なので、20代なら未経験でも高確率で、また40代でもカメラの基礎知識があれば採用されることもあるのです!(実際、僕が昔いた会社でも未経験の中年の方を多く採用していました。)

 

新郎新婦からしたら、そんな人に撮って貰ってるなど考えもしないでしょうね(^◇^;)

一生に一度の結婚式を大学生やハイアマチュアの人に撮られるなんて・・・。

 

しかし逆を言ってしまえば、そのくらいのクオリティの世界でもあるのです。高い技術力や知識を必要とせず、研修を3ヶ月か半年くらい受ければ出来てしまうものなのです。

ブライダルカメラマンはカメラの基礎知識と婚礼の流れ、接客力をメインとする仕事です。

この3つが非常に大事です。

 

また機材も自前で準備する必要があります。

・中級機以上のカメラボディ 2台

・標準レンズ、広角レンズ

・クリップオンストロボ 2台

 

とりあえずこれだけあれば、最初は十分です。

 

最初は研修で安い時給でメインカメラマンに同行して撮影現場を覚えます。

独り立ちして、仕事を貰えるようになると一件¥13,000~¥20,000くらいのギャラが相場になるでしょう。

 

撮影は土日がメインなので、平日勤務の人にはうってつけの副業です。

例えば毎週土曜に一件入れば、

 

¥13,000 × 4件 = ¥52,000

 

このくらいは稼げます!

しかしヒマな時期もありますし、自前の機材なので修理やメンテナンスなどの費用もかかります。

 

しかし、感動的なシーンや言葉は悪いですが他人の人生を覗ける(笑)面白い職業でもあります。

 

興味のある方は是非、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?