サラリーマンカメラマンのtudraのブログ

34歳で既婚子ありのサラリーマンカメラマンの本業、副業、日常のついてのアレコレ

ブライダルフォトグラファーになるには?

かく言う僕も昔はブライダルの世界にどっぷりなカメラマンでした。

 

ブライダルフォトを撮る会社に所属しているカメラマンです。

このような会社は主に結婚式場と業務提携をして仕事を貰います。

下請けみたいなものですね。

 

ここで意外なのが、実際撮影するカメラマンはカメラマン会社の正社員ではなく、そのカメラマン会社から委託されている契約カメラマンが大半だと言う事です。

下請けの下請けみたいな感じですね笑

 

 

ブライダルの世界は非常に波が激しい世界です。忙しい時期と暇な時期の差が大きいです。

 

なので、忙しい時期だけ契約カメラマンに一本単価で依頼をし、正社員は最小限に雇い会社としての人件費コストを減らしていきます。

この契約カメラマンの中にはブライダルメインで食べてる人もいますし、広告や雑誌などを普段メインでやっている人もいます。

そして何とも驚くのが中には大学生や普段全く関係のない仕事をしている「ハイアマチュア」の人もいます!汗

 

正直ブライダルフォトグラファーの敷居は低いです。この世界は人材の流動性が非常に高く、常に人手不足になっています。

理由としてはギャランティの安さや、接客業的な要素が強いので、技術や知識を追求したい人には不向きな環境でもあるからです。

 

なので、20代なら未経験でも高確率で、また40代でもカメラの基礎知識があれば採用されることもあるのです!(実際、僕が昔いた会社でも未経験の中年の方を多く採用していました。)

 

新郎新婦からしたら、そんな人に撮って貰ってるなど考えもしないでしょうね(^◇^;)

一生に一度の結婚式を大学生やハイアマチュアの人に撮られるなんて・・・。

 

しかし逆を言ってしまえば、そのくらいのクオリティの世界でもあるのです。高い技術力や知識を必要とせず、研修を3ヶ月か半年くらい受ければ出来てしまうものなのです。

ブライダルカメラマンはカメラの基礎知識と婚礼の流れ、接客力をメインとする仕事です。

この3つが非常に大事です。

 

また機材も自前で準備する必要があります。

・中級機以上のカメラボディ 2台

・標準レンズ、広角レンズ

・クリップオンストロボ 2台

 

とりあえずこれだけあれば、最初は十分です。

 

最初は研修で安い時給でメインカメラマンに同行して撮影現場を覚えます。

独り立ちして、仕事を貰えるようになると一件¥13,000~¥20,000くらいのギャラが相場になるでしょう。

 

撮影は土日がメインなので、平日勤務の人にはうってつけの副業です。

例えば毎週土曜に一件入れば、

 

¥13,000 × 4件 = ¥52,000

 

このくらいは稼げます!

しかしヒマな時期もありますし、自前の機材なので修理やメンテナンスなどの費用もかかります。

 

しかし、感動的なシーンや言葉は悪いですが他人の人生を覗ける(笑)面白い職業でもあります。

 

興味のある方は是非、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?